家族信託には主に5つの重要な機能があり、それぞれ「名義集約機能」「条件付き贈与機能」「財産分離機能」「物件の債権化機能」「意思凍結機能」といわれています。
■名義集約機能
これは複数名義に分かれていた財産を一人の受託者の名義に集約するものです。これによって、例えば複数名義で所有していた不動産などの名義を集約し、契約に受託者の意思に任せる旨を盛り込むことで、処分などを行う際に共有者全員の承諾を得ることなく、名義の集約された受託者の意思での判断が可能になります。
■条件付き贈与機能
民事信託では最終受益者に至るまでの段階において様々な条件を付与することが可能です。
この機能によって、死亡によって受益権移転を行うなどの条件を付けることが可能であり、遺言代用の機能等を果たすことができます。
■財産分離機能
財産分離機能というのは、信託契約を行うことによって自己の財産とは別財産として切り離して扱われるようになることを指します。
■物件の債権化機能
民事信託では財産の名義と権利が分割されます。この際、使用・収益できる受益権という権利が受益者へ移転し、この受益権は債券として扱われるため、物権よりも柔軟な扱いができるのです。
■意思凍結機能
意思凍結機能とは、信託契約を結んだ委託者の意思が時間の経過に関係なく、契約が継続する限り尊重され続けるというものです。二次受益者の設定などを行える民事信託の制度によりこうしたことが可能になっています。
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民事信託の5大機能
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